最新の金融工学でかなえる理想の資産運用

3.0
マネー

書籍タイトル

最新の金融工学でかなえる理想の資産運用

著者

岡野大 山口雅史

出版社

幻冬社

ジャンル

金融、マネー

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評価 ★5つ評価

評価:★★★ 星3/5つ

プロの方が資産運用の初歩的な部分から、ポートフォリオの見直し、リスクとリターンの考え方などが学べます💰

資産運用を始めようとしている方というより、多少やったことがある方におすすめできるかなと思います!

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読書のきっかけ

資産運用をある程度行なっていて、なんとなく買っていく銘柄がわかってきた中で、プロの人はどうやって運用しているのか、気になって手に取った一冊。

ゴールドマンサックスの運用部門にいた方が書いた本だったということもあり、プロの運用手法が知りたかった。

感想

どのようにして、ポートフォリオを点検すべきなのか、わかりやすく理解することができた。

意外なところに落とし穴があったり、意図的に保有するつもりがなくても、間接的に保有している資産があったり、個人で完璧にポートフォリオを組むのは難しいと感じた。

(自分で金を保有していなくて、株を保有している会社が金を保有していて、業績に影響を及ぼす場合など)

ただ、可能な限り近づけることは可能なので、定期的にポートフォリオの見直しは行おうと感じた。

また、リスクとリターンは表裏一体になっているので、どのリスクをとっていくべきなのかを明確にすることで、

自分の投資方針・ポートフォリオが決まってくるので、しっかり勉強していきたい。

対象読者

  • 資産運用を始めたての方
  • 自分の資産ポートフォリオに悩んでいる方

内容サマリ

大切な資産を守り、着実に増やすために

資産運用の目的は、資産を守りながら無理なく成長させていくこと。

しかし、個人で長期的に安定した利益を得続けるのは簡単ではありません。特に個別株投資には大きなリスクが伴います。

そこで注目されるのが、ヘッジファンドなどで活用されている「相場環境に左右されにくい先進的な投資理論」。

この方法を個人投資家でも少額で手軽に活用できれば、リスクを抑えつつ安定した資産運用が実現できます。

本書では、資産運用の基本や「長期・分散・積立」投資の本当の意味を丁寧に解説しながら、インデックス投資の効果をさらに高める最新の運用手法をわかりやすく紹介しています。

「安定した利益を目指したい」個人投資家の方にぴったりの一冊です!

読んでみて実行したこと

本を読んでみて、私が実際におこなったことを記載します!

運用方針の確認

まずは自分自身の運用方針を再確認しました。

どこまでリスクの許容ができるのか、どこに投資すれば伸びるのか、など運用の目安となることを整理します。

私の場合は、「13歳からの地政学」という本を読み、今後もアメリカ経済・ドル通貨が主流として発展していくと考え、アメリカへの投資割合を多めにすることにしました。

※「13歳からの地政学」の記事はこちら

また、当時過去稀にみる円安だったんので、今後円高に落ち着いていくことも考え、ドルと円の割合も考慮することにしました。

ポートフォリオの見直し

続いて、自分の資産のポートフォリオを棚卸ししました。

そして上記の運用方針の通りになっているのかを見直しました。

見直したポイントとしては、主に以下です。

  • 現金と金融資産(株、投資信託)の割合
  • 金融資産の個別株と投資信託の割合
  • 金融資産のアメリカと日本への投資割合
  • 円とドルの所有割合

上記を見直したところ、当時はアメリカの投資割合とドルでの資産割合が多かったので、アメリカへの投資を抑え、日本国内への投資を増やしました。

上記のように、自分の運用方針を見直し、それに沿った投資ができているかを改めてチェックすることができました!💰

まとめ

資産運用初心者から、中級者へのステップアップに最適化な良い本です。

これを読んで、自分の資産ポートフォリオがきちんと意図するものになっているのか、点検することをおすすめします!

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